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2020年度後期アントレプレナー講座履修者インタビュー 第3弾




文部科学省EDGE-NEXTの一環として運営されている、お茶の水女子大学のアントレプレナー講座。今回の記事では、2020年度後期にアントレプレナー講座を受講したお茶大生を対象に授業の雰囲気や授業内での取り組みについてインタビューを実施しました。


第二弾となる今回インタビューにご協力いただいたのは、2020年度後期のアントレプレナー講座において農作物のおすそ分けプラットフォームなどを作ることで地域に繋がりを生むプランを考えたチーム。

チームメンバーの、

お茶の水女子大学 生活科学部 人間生活学科 新4年 塩崎彩代さん

お茶の水女子大学 文教育学部 人文科学科 新4年 Julianna Molnarさん

お茶の水女子大学 生活科学部 人間生活学科 新3年 川柳琴美さん

へのインタビューを通じて、アントレプレナー講座の様子を探っていきます。


 

ーアントレプレナー講座とは、どのようなことをする授業でしたか?

Molnarさん:授業自体は前期と後期に分かれていて、前期の授業ではあったらいいなと思うビジネスを考えてゼロからビジネスプランを作った。作ったビジネスプランを持ち寄って、投票によってどのプランを深めていくのかを決め、毎週ミーティングをすることでより洗練されたプランを作ることを目指した。先生からのフィードバックもあった。

後期の授業では持ってきたプランをビジネスコンテストに出すなどしてブラッシュアップした。



ーみなさんのチームでは何をしましたか?

全員:横浜に住んでいる三つのグループ(若い単独世帯の人、高齢者、農家の方) の間に繋がりをもたらすことと、環境に配慮したサービスを考えることが最終的な目標だった。

農家の方たちが栽培した作物を提供するオンライン上のおすそ分けプラットフォーム構築、廃棄になりそうな規格外商品を販売してくれる協力店探しをすることで、まず生産者と消費者を繋げることができる。

加えて地域イベントを開催するなど、一人暮らしの若者や高齢者など地域の人たちが繋がることのできる場作りを軸にサービスを考えた。



ー参加してよかったことはありましたか?

塩崎さん:価値観が変わったと思う。ビジネスを通じて社会課題や人の悩みを解決できるんだと気付いた。社会に出た後に目的をもって働くことに繋がりそう。


Molnarさん:ビジネスプランを作り上げていくことにやりがいを感じた。チームワークやコミュニケーション、困ったことがあったら助けを求めることなど、大切なことをたくさん学んで成長できた。


川柳さん:価値観は確かに変わった。以前は働くことに対するイメージも漠然としていた。実際に起業している他大学の学生との交流もあり、刺激を受けることができたし、働くことについてちゃんと考えるようになった。授業を取ってなかったら絶対繋がってなかった人との繋がりも生まれた。



ー授業を履修する前の印象と履修した後の印象の違いを教えてください。

Molnarさん:正直、本当にビジネスプランを作れるの?大変そう、と思って、最初は参加するのが怖かった。でもどの授業よりも楽しかった!お茶大の授業は基本講義ばかりで、この授業みたいにアクティブな授業が少ない。何かやりたいなら挑戦するべき。


川柳さん:最初は怖かった。積極的な人が多そうだと思った。でも勇気を出して挑戦してみて、自分が思っている以上に夢中になった。お茶大は実践的な授業が少ない。その中でこの授業は本当に貴重な時間だった。


塩崎さん: 何か新しいことに挑戦してみたいなと思って参加した。雰囲気としては、積極的な発言が求められる授業だと思った。人の前で話すということを恐れなくなった。後期は比較的自由だったから、自分の判断で何をしてもいい、みたいな雰囲気が居心地よかった。



ー履修を迷っているお茶大生にアドバイスをお願いします。

塩崎さん:新しいことをやってみたいけどなにするべきかわからない人は是非受講して欲しい。価値観も変わるし新しい目標が見つかる。この先にも役立つようなスキルが身に付く。絶対後悔しない。


川柳さん:迷ってるなら絶対やってみるべき。学部学科のシラバスにない授業だから、見つけたら運命だと思って、興味を持ったならやってみるのが一番。自分には合ってないなと思っても、それはそれで大きな収穫だと思う。


Molnarさん:この授業は普通の授業では見えない世界を見せてくれるし、インプットだけじじゃ得られない自信を身に付けられる。問題に対する自分の解決策を持つきっかけになる。大学を出た先にも活きるスキルになる、この授業を受けて、世界は今まで知っていた世界よりもっと広いと知ることができた。

横田先生に本当に感謝している。


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